平日の早朝に出発し、御岩神社に8時半に到着。神社の静けさが好きだ。参拝客は平日のこの時間は2組みしかなく、砂利の音だけが響く。
まずは御岩神社で、登山する報告と安全祈願を丁寧にお参りして、神社の裏側の山道入口にまわる。
新緑が気持ちがいい。小鳥のさえずりを聴きながら、ゆっくり登る。誰もいない。川のチョロチョロとした音もいい。
何ヶ所か急斜面を登る。さすがに息が上がる。水分補給をしながら、息を整える。
頂上近くになると、黒っぽいゴツゴツした岩が増えてきた。カンブリア紀の岩石と標識があった。軽く手を触れ、古代を感じつつ山頂を目指す。
岩を越えると、いきなり視界がひらけた。山頂に到着。見晴らしがいい。
曇り空で、太平洋は空と一体化し、はっきりとは見えなかったが、遠くの山並み、筑波山や那須連山はかすかに見える。
頂上には誰もいなく、この景色を独り占め。気分は最高だ。
ひっそりと1300年前から祀られてある石柱にお参りをして、下山することにした。
途中、家族で登ってこられた人から、眺めはどうですかと声をかけられ、テンションが上がったまま、「眺めはいいですよ。今なら誰もいないので最高ですよ。」と教えてあげた。それを聞いて元気が出ましたと、喜んでくれた。
ここはパワースポットとして有名だが、確かに気分は軽くなった。
登りは1時間もかからない。帰りは30分くらいか。最高にリフレッシュ出来たことは間違いない。
